雪国の女 歌詞 青戸健 ふりがな付

無理むりにかくした 東北くになまり
俺おれもおんなじ 北きた国育くにそだち
こんな都会とかいの片隅かたすみで
背伸せのびするのは 似合にあわない
どこか寂さびしい 雪国ゆきぐにの女ひと
真綿まわたのこころ そのままに

化粧けしょうするより 素顔すがおのほうが
俺おれは好すきだよ 優やさしいその瞳め
どんな運命さだめか 知しらないが
踊おどるおまえの ぎこちなさ
胸むねに痛いたいよ 雪国ゆきぐにの女おんな
真綿まわたのこころ そのままに

知しって短みじかい この酒場みせだけど
楽たのしかったよ 忘わすれはしない
故郷くにじゃリンゴの 白しろい花はな
岩木いわきすそ野のに咲さく頃ころか
旅たびの名残なごりの 雪国ゆきぐにの女おんな
真綿まわたのこころ そのままに