雪ゆきの白しろさに 逆さからうように
ひと色いろ紅あかく 咲さいた花はな
世間せけんの風かぜは 冷つめたいけれど
震ふるえるおまえの その肩かたを
きっときっと守まもるよ この俺おれが
ひと冬ふゆ枯かれるな… 寒かんぼたん
夢ゆめにはぐれた なみだの季節きせつ
それでもいいさ 遅おくれ咲ざき
あなたに逢あえて しあわせですと
微笑ほほえむおまえの 片かたえくぼ
俺おれの俺おれのこころを あたためる
愛いとしい花はなだよ… 寒かんぼたん
痩やせた横顔よこがお うなじの細ほそさ
あげたいいつか やすらぎを
あなたの胸むねは わたしの故郷こきょう
遠とおくへ行いったら 嫌いやですと
指ゆびを指ゆびを絡からめて 眠ねむるやつ
春はるまで枯かれるな… 寒かんぼたん
雪yukiのno白shiroさにsani 逆sakaらうようにrauyouni
ひとhito色iro紅akaくku 咲saいたita花hana
世間sekenのno風kazeはha 冷tsumeたいけれどtaikeredo
震furuえるおまえのeruomaeno そのsono肩kataをwo
きっときっとkittokitto守mamoるよruyo このkono俺oreがga
ひとhito冬fuyu枯kaれるなreruna… 寒kanぼたんbotan
夢yumeにはぐれたnihagureta なみだのnamidano季節kisetsu
それでもいいさsoredemoiisa 遅okuれre咲zaきki
あなたにanatani逢aえてete しあわせですとshiawasedesuto
微笑hohoeむおまえのmuomaeno 片kataえくぼekubo
俺oreのno俺oreのこころをnokokorowo あたためるatatameru
愛itoしいshii花hanaだよdayo… 寒kanぼたんbotan
痩yaせたseta横顔yokogao うなじのunajino細hosoさsa
あげたいいつかagetaiitsuka やすらぎをyasuragiwo
あなたのanatano胸muneはha わたしのwatashino故郷kokyou
遠tooくへkuhe行iったらttara 嫌iyaですとdesuto
指yubiをwo指yubiをwo絡karaめてmete 眠nemuるやつruyatsu
春haruまでmade枯kaれるなreruna… 寒kanぼたんbotan