酒場さかばは男おとこの 燈台とうだいと
いつか誰だれかが 云いっていた
こころ時化しけてる 路地裏ろじうらで
みつけた提灯あかりの 暖あたたかさ
生いきぬく生命いのちの 灯ひがともる
徳利とっくりを並ならべて ゆらゆらと
酔よえば一夜ひとよの 酒さけの舟ふね
遠とおい彼方かなたで 呼よぶものは
可愛かわいいあの娘この あの胸むねか
それとも忘わすれた あの夢ゆめか
嵐あらしの夜更よふけが 過すぎたなら
凪なぎの夜明よあけが 来くるという
溺おぼれかけてた 俺おれだけど
無情つめたいばかりの 都会まちじゃない
情なさけの涙なみだも 明日あしたもある
酒場sakabaはha男otokoのno 燈台toudaiとto
いつかitsuka誰dareかがkaga 云iっていたtteita
こころkokoro時化shikeてるteru 路地裏rojiuraでde
みつけたmitsuketa提灯akariのno 暖atataかさkasa
生iきぬくkinuku生命inochiのno 灯hiがともるgatomoru
徳利tokkuriをwo並naraべてbete ゆらゆらとyurayurato
酔yoえばeba一夜hitoyoのno 酒sakeのno舟fune
遠tooいi彼方kanataでde 呼yoぶものはbumonoha
可愛kawaiいあのiano娘koのno あのano胸muneかka
それともsoretomo忘wasuれたreta あのano夢yumeかka
嵐arashiのno夜更yofuけがkega 過suぎたならgitanara
凪nagiのno夜明yoaけがkega 来kuるというrutoiu
溺oboれかけてたrekaketeta 俺oreだけどdakedo
無情tsumetaiばかりのbakarino 都会machiじゃないjanai
情nasaけのkeno涙namidaもmo 明日ashitaもあるmoaru