石いしが浮うかんで 木この葉はが沈しずむ
それが浮世うきよと 云いうものか
生いきてゆくのは 耐たえること
いつも男おとこで あった日ひの
姿すがた恋こいしい あゝああ流転るてん川がわ
悪わるい方ほうへと なぜ廻まわり出だす
一度いちど外はずれたら 歯車はぐるまは
酒さけでなみだを 飛とばそうよ
袋小路ふくろこうじの 薄うす灯あかり
負まけちゃいけない あゝああ流転るてん川がわ
ひとの一生いっしょう 舞台ぶたいで変かわる
淀よどみ水みずさえ 流ながれ水みず
お前まえいたから 俺おれがある
曲まがりなりにも 五十路いそじ坂さか
明日あしたの花はな咲さけ あゝああ流転るてん川がわ
石ishiがga浮uかんでkande 木koのno葉haがga沈shizuむmu
それがsorega浮世ukiyoとto 云iうものかumonoka
生iきてゆくのはkiteyukunoha 耐taえることerukoto
いつもitsumo男otokoでde あったatta日hiのno
姿sugata恋koiしいshii あゝaa流転ruten川gawa
悪waruいi方houへとheto なぜnaze廻mawaりri出daすsu
一度ichido外hazuれたらretara 歯車hagurumaはha
酒sakeでなみだをdenamidawo 飛toばそうよbasouyo
袋小路fukurokoujiのno 薄usu灯akaりri
負maけちゃいけないkechaikenai あゝaa流転ruten川gawa
ひとのhitono一生issyou 舞台butaiでde変kaわるwaru
淀yodoみmi水mizuさえsae 流nagaれre水mizu
おo前maeいたからitakara 俺oreがあるgaaru
曲maがりなりにもgarinarinimo 五十路isoji坂saka
明日ashitaのno花hana咲saけke あゝaa流転ruten川gawa