雪ゆきの結晶かけらを 涙なみだで溶とかし
酒さけにしずめて 一気いっき飲のみ
あきらめたのに
だめなのよ 意気地いくじなし
船ふねも来こなけりゃ 便たよりも来こない
あんた逢あいたいよ 北きたの港町みなとまち
わざと明あかるく 振舞ふるまわなけりゃ
胸むねのすき間まが 寒さむすぎる
ひと冬ふゆだけの
夢ゆめなのに 人ひとなのに
流ながれ浮うかれ藻もが 身みを寄よせ合あって
燃もえて泣なきたいよ せめてもう一度いちど
冷つめたすぎると 火傷やけどをするわ
あんた気きまぐれ 雪ゆきかもめ
今夜こんやも酒さけに
ばかだよね 酔よい痴しれて
憎にくい面影おもかげ 小指こゆびでなぞる
あんた恋こいしいよ みれん酒さけしずく
雪yukiのno結晶kakeraをwo 涙namidaでde溶toかしkashi
酒sakeにしずめてnishizumete 一気ikki飲noみmi
あきらめたのにakirametanoni
だめなのよdamenanoyo 意気地ikujiなしnashi
船funeもmo来koなけりゃnakerya 便tayoりもrimo来koないnai
あんたanta逢aいたいよitaiyo 北kitaのno港町minatomachi
わざとwazato明akaるくruku 振舞furumaわなけりゃwanakerya
胸muneのすきnosuki間maがga 寒samuすぎるsugiru
ひとhito冬fuyuだけのdakeno
夢yumeなのにnanoni 人hitoなのにnanoni
流nagaれre浮ukare藻moがga 身miをwo寄yoせse合aってtte
燃moえてete泣naきたいよkitaiyo せめてもうsemetemou一度ichido
冷tsumeたすぎるとtasugiruto 火傷yakedoをするわwosuruwa
あんたanta気kiまぐれmagure 雪yukiかもめkamome
今夜konyaもmo酒sakeにni
ばかだよねbakadayone 酔yoいi痴shiれてrete
憎nikuいi面影omokage 小指koyubiでなぞるdenazoru
あんたanta恋koiしいよshiiyo みれんmiren酒sakeしずくshizuku