ためらわずロープを切きって
海うみに放はなっておくれよ
新あたらしい船ふねを
見慣みなれぬ船ふね
君きみの手てでロープを切きって
そして名付なづけて欲ほしい
美うつくしい船ふねさ
われらの船ふねだ
鮮あざやかにテープよ、輝かがやけ
特別とくべつな日ひだから
汽笛きてきを高たかく響ひびかせたら
祝いわいの酒さけを叩たたき割わろうぜ
金色きんいろのコンパス
見みろ、ぴしゃりと北きたを指さししめす
君きみが今日きょう、ロープを切きった
どこを目指めざしてゆこう
美うつくしい船ふねが
われらの船ふねだ
広ひろくて深ふかい海うみの向むこう
波なみが高たかくとも
沖おきで一羽いちわの蝶ちょうを見みたよ
手旗てばたは赤白あかしろはためいて
波なみは静しずかで
海うみは空そらよりずっと青あおい青あお
晴はれ渡わたった
嵐あらしは去さった
僕ぼくの髪かみも短みじかい
美うつくしい船ふねが
われらの船ふねだ
不可思議ふかしぎな世界せかいを探さぐろう
必かならず生いきて還かえろう
必かならず生いきて還かえろう
ためらわずtamerawazuロroープpuをwo切kiってtte
海umiにni放hanaっておくれよtteokureyo
新ataraしいshii船funeをwo
見慣minaれぬrenu船fune
君kimiのno手teでdeロroープpuをwo切kiってtte
そしてsoshite名付naduけてkete欲hoしいshii
美utsukuしいshii船funeさsa
われらのwarerano船funeだda
鮮azaやかにyakaniテteープpuよyo、輝kagayaけke
特別tokubetsuなna日hiだからdakara
汽笛kitekiをwo高takaくku響hibiかせたらkasetara
祝iwaいのino酒sakeをwo叩tataきki割waろうぜrouze
金色kiniroのnoコンパスkonpasu
見miろro、ぴしゃりとpisyarito北kitaをwo指saししめすshishimesu
君kimiがga今日kyou、ロroープpuをwo切kiったtta
どこをdokowo目指mezaしてゆこうshiteyukou
美utsukuしいshii船funeがga
われらのwarerano船funeだda
広hiroくてkute深fukaいi海umiのno向muこうkou
波namiがga高takaくともkutomo
沖okiでde一羽ichiwaのno蝶chouをwo見miたよtayo
手旗tebataはha赤白akashiroはためいてhatameite
波namiはha静shizuかでkade
海umiはha空soraよりずっとyorizutto青aoいi青ao
晴haれre渡wataったtta
嵐arashiはha去saったtta
僕bokuのno髪kamiもmo短mijikaいi
美utsukuしいshii船funeがga
われらのwarerano船funeだda
不可思議fukashigiなna世界sekaiをwo探saguろうrou
必kanaraずzu生iきてkite還kaeろうrou
必kanaraずzu生iきてkite還kaeろうrou