坂道さかみちを登のぼればアパートの灯あかりが
木枯こがらしにふるえて淋さびしくゆれていた
幸しあわせをねだることさえ
知しらない私わたしが悲かなしくて
ひとり寝ねの夜よるなら来こないで
仲なかのいいあの娘こと女おんな同志どうしで話はなした
恋人こいびとが出来できたら別わかれて暮くらそうねと
ひざを組くみ湯上ゆあがりのまま
髪かみをとくあの娘こがまぶしい
あなたの面影おもかげがちらちら
花模様はなもようの寝間着ねまきが似合にあわない年頃としごろ
真夜中まよなかに目覚めざめて心こころも風邪かぜひいたわ
故郷ふるさとに帰かえるつもりも
今更いまさら私わたしはないけれど
ひとり寝ねの夜よるなら来こないで
坂道sakamichiをwo登noboればrebaアパapaートtoのno灯akaりがriga
木枯kogaraしにふるえてshinifuruete淋sabiしくゆれていたshikuyureteita
幸shiawaせをねだることさえsewonedarukotosae
知shiらないranai私watashiがga悲kanaしくてshikute
ひとりhitori寝neのno夜yoruならnara来koないでnaide
仲nakaのいいあのnoiiano娘koとto女onna同志doushiでde話hanaしたshita
恋人koibitoがga出来dekiたらtara別wakaれてrete暮kuらそうねとrasouneto
ひざをhizawo組kuみmi湯上yuagaりのままrinomama
髪kamiをとくあのwotokuano娘koがまぶしいgamabushii
あなたのanatano面影omokageがちらちらgachirachira
花模様hanamoyouのno寝間着nemakiがga似合niaわないwanai年頃toshigoro
真夜中mayonakaにni目覚mezaめてmete心kokoroもmo風邪kazeひいたわhiitawa
故郷furusatoにni帰kaeるつもりもrutsumorimo
今更imasara私watashiはないけれどhanaikeredo
ひとりhitori寝neのno夜yoruならnara来koないでnaide