よみ:たて
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百年ひゃくねん一度いちどの嵐あらしの夜よるに…
闇やみが光ひかりを無実むじつの罪つみで
奪うばい去さっていったとしても
この魂こころだけは決けっして
「渡わたさない」と言いって何なにかが
たちはだかっている
目めの前まえで倒たおれてく 弱虫よわむしな心こころを
愛あいよりも大おおきくみつめて
「盾たて」になってる
歩あるけなくなっても見失みうしなってしまっても
凍こごえてる手てを握にぎりしめていよう
かけがえのないものたちが
何千何万なんぜんなんまんの矢やを浴あびたって
たちはだかっている
その手てを降おろして
勝かち目めのない相手あいてに 弱虫よわむしな心こころが
愛あいよりも深ふかく突つき刺ささって
「盾たて」になってる
「負まけるもんか」って
もう無理むりだとわかっていても
何なにもできないとわかっていても
たちはだかっている
「決けっして渡わたさない」と
その身みをかけて
目めの前まえで絶たえて逝いく むしばまれた命いのちが
愛あいよりも強つよくみえるのは
もう恐こわくないから
勝かち目めのない相手あいてに 挑いどんでゆく姿すがたが
愛あいよりも尊とうとく輝かがやいている
そこにいなくても
負まけるもんかって
負まけるもんかって
「盾たて」になって…
闇やみが光ひかりを無実むじつの罪つみで
奪うばい去さっていったとしても
この魂こころだけは決けっして
「渡わたさない」と言いって何なにかが
たちはだかっている
目めの前まえで倒たおれてく 弱虫よわむしな心こころを
愛あいよりも大おおきくみつめて
「盾たて」になってる
歩あるけなくなっても見失みうしなってしまっても
凍こごえてる手てを握にぎりしめていよう
かけがえのないものたちが
何千何万なんぜんなんまんの矢やを浴あびたって
たちはだかっている
その手てを降おろして
勝かち目めのない相手あいてに 弱虫よわむしな心こころが
愛あいよりも深ふかく突つき刺ささって
「盾たて」になってる
「負まけるもんか」って
もう無理むりだとわかっていても
何なにもできないとわかっていても
たちはだかっている
「決けっして渡わたさない」と
その身みをかけて
目めの前まえで絶たえて逝いく むしばまれた命いのちが
愛あいよりも強つよくみえるのは
もう恐こわくないから
勝かち目めのない相手あいてに 挑いどんでゆく姿すがたが
愛あいよりも尊とうとく輝かがやいている
そこにいなくても
負まけるもんかって
負まけるもんかって
「盾たて」になって…