おとこ行いく道みち 十文字じゅうもんじ
意地いじの七しち坂さか 越こえて行いく
若わかさ遮二無二しゃにむに 目めを凝こらす
通とおりすがりの 華はなを見みて
こころ和なごんで 振ふりかえる
炎もえる拳こぶしの その中なかに
忍にんの一字いちじを 握にぎりしめ
うねる時代じだいの 厳きびしさに
少すこし無心むしんを よそおって
我慢がまんばかりは 遣やるせない
僅わずかばかりの 情なさけでも
この身み命いのちを ながらえて
どんな時ときにも 忘わすれずに
傍そばにある夢ゆめ 遠とおい夢ゆめ
この手ていっぱい 抱だきしめて
おとこotoko行iくku道michi 十文字juumonji
意地ijiのno七shichi坂saka 越koえてete行iくku
若wakaさsa遮二無二syanimuni 目meをwo凝koらすrasu
通tooりすがりのrisugarino 華hanaをwo見miてte
こころkokoro和nagoんでnde 振fuりかえるrikaeru
炎moえるeru拳kobushiのno そのsono中nakaにni
忍ninのno一字ichijiをwo 握nigiりしめrishime
うねるuneru時代jidaiのno 厳kibiしさにshisani
少sukoしshi無心mushinをwo よそおってyosootte
我慢gamanばかりはbakariha 遣yaるせないrusenai
僅wazuかばかりのkabakarino 情nasaけでもkedemo
このkono身mi命inochiをwo ながらえてnagaraete
どんなdonna時tokiにもnimo 忘wasuれずにrezuni
傍sobaにあるniaru夢yume 遠tooいi夢yume
このkono手teいっぱいippai 抱daきしめてkishimete