二百にひゃっ歩ぽ 歩あるけば いつものあの風呂屋ふろや
待まちきれず渡わたる線路せんろ
電信柱でんしんばしらを ゆさぶる北風きたかぜが
二人ふたりの手てを結むすばせる
笑わらいとばしているうちに 悲かなしみは去さってく
そんな僕ぼくの口くちぐせに うなずいては泣ないた
いつか結むすばれると信しんじてた
春はるが来くると信しんじてた
涙なみだこらえ出でて行いった あの日ひ
小骨こぼねが ちょこんとつかえた この心こころ
「幸しあわせ?」と聞きいた手紙てがみ
背中せなかに積つもった雪ゆきにも気きづかずに
肩かたを抱だいた高円寺こうえんじ
屋台やたいの親父おやじの話はなしにのせられて
仲直なかなおりしては帰かえる
笑わらいそびれているうちに 幸しあわせは去さってく
そんな星ほしのいたずらに うなずいては泣ないた
いつか迎むかえに来きてねと 言いった
忘わすれないでねと 言いった
涙なみだこらえ手てを振ふった あの日ひ
小骨こぼねが ちょこんとつかえた この心こころ
「幸しあわせ」と書かいた手紙てがみ
二百nihyaxtu歩po 歩aruけばkeba いつものあのitsumonoano風呂屋furoya
待maちきれずchikirezu渡wataるru線路senro
電信柱denshinbashiraをwo ゆさぶるyusaburu北風kitakazeがga
二人futariのno手teをwo結musuばせるbaseru
笑waraいとばしているうちにitobashiteiruuchini 悲kanaしみはshimiha去saってくtteku
そんなsonna僕bokuのno口kuchiぐせにguseni うなずいてはunazuiteha泣naいたita
いつかitsuka結musuばれるとbareruto信shinじてたjiteta
春haruがga来kuるとruto信shinじてたjiteta
涙namidaこらえkorae出deてte行iったtta あのano日hi
小骨koboneがga ちょこんとつかえたchokontotsukaeta このkono心kokoro
「幸shiawaせse?」とto聞kiいたita手紙tegami
背中senakaにni積tsuもったmotta雪yukiにもnimo気kiづかずにdukazuni
肩kataをwo抱daいたita高円寺kouenji
屋台yataiのno親父oyajiのno話hanashiにのせられてninoserarete
仲直nakanaoりしてはrishiteha帰kaeるru
笑waraいそびれているうちにisobireteiruuchini 幸shiawaせはseha去saってくtteku
そんなsonna星hoshiのいたずらにnoitazurani うなずいてはunazuiteha泣naいたita
いつかitsuka迎mukaえにeni来kiてねとteneto 言iったtta
忘wasuれないでねとrenaideneto 言iったtta
涙namidaこらえkorae手teをwo振fuったtta あのano日hi
小骨koboneがga ちょこんとつかえたchokontotsukaeta このkono心kokoro
「幸shiawaせse」とto書kaいたita手紙tegami