deco 歌詞 Goodbye holiday ふりがな付

流ながされるままに
くすんだ煙けむりと笑わらって逸それた雲くもの様ように
誰だれかから聞きいた「諦あきらめる努力どりょく」
そんな矛盾むじゅんと生いきてきた

だから嘘うそを夢ゆめと呼よぶんだよ
なのに今いまさら胸むねが痛いたい

過すぎ去さった空そらに透明とうめいな花はなが咲さいていた
確たしかいつかの夢ゆめ
赤あかく染そまるなら君きみに歌うたおう
ちぐはぐに手てを繋つなぎ笑わらおう

始はじまりの合図あいず
見送みおくりは皆無かいむ
立たち上あがってちょっと息いきを吸すう

灯あかりはおぼろげ
夜道よみちは不公平ふこうへい
消きえた影かげには地平線ちへいせん

時ときは何なにか捨すてていくんだろう
僕ぼくはいつも覚おぼえている

生いきて行いくことと
死しんで行いくことが
僕ぼくを繋つなぐ確たしかな光ひかりで
見みえないところで癒いえない痛いたみが
叫さけぶように汽笛きてきを鳴ならした

いつからか僕ぼくと変かわり続つづけていた
臆病おくびょうで頼たよりない声こえは
歌うたを歌うたって
朝あさを告つげるよ
もし君きみと語かたれやしなくとも

過すぎ去さった空そらに透明とうめいな花はなが咲さいていた
確たしかいつかの夢ゆめ
赤あかく染そまるなら君きみに歌うたおう
ちぐはぐに手てを繋つなぎ笑わらおう