出船 歌詞
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暗くらい波間なみまに 雪ゆきが散ちる
船ふねは見みえねど 別わかれの小唄こうたに
沖おきじゃ千鳥ちどりも 鳴なくぞいな
今いま鳴なる汽笛きてきは 出船でふねの合図あいず
無事ぶじで着ついたら 便たよりをくりゃれ
暗くらいさみしい 灯影ほかげの下したで
涙なみだながらに 読よもうもの
馬骨
2022/04/27 03:41
童謡として親しまれた歌であるが、勝田香月の詩は大人の恋の香がする・・ある意味子供達にはこの歌詞の意味するところは分からないであろうが、杉山の美しい曲調に涙したことであろう・・詩も秀逸である・・