浜辺の歌 歌詞
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昔むかしのことぞ 忍しのばるる
風かぜの音おとよ 雲くものさまよ
寄よする波なみも 貝かいの色いろも
ゆうべ浜辺はまべを もとおれば
昔むかしの人ひとぞ 忍しのばるる
寄よする波なみよ 返かえす波なみよ
月つきの色いろも 星ほしのかげも
はやちたちまち 波なみを吹ふき
赤裳あかものすそぞ ぬれもせじ
やみし我われは すべていえて
浜辺はまべの真砂まさご まなごいまは
馬骨
2022/11/27 05:59
林古渓作詞、成田為三作曲1916年(大正5年)発表の歌で今日まで歌い継がれている名曲中の名曲・・歌が古い時代なので、文語体かつ聞きなれない言葉が多いので整理すると、あした(朝)もとおる(散歩する)はやち(疾風、早い風)赤裳(赤い着物)ぬれひしじ(びしょ濡れ)病みし(濡れた)まなご(愛しい子)・・ここまでしなくても曲調などからおおよそ見当はつくと思うが、浜辺で濡れて乾いてやはり愛しい砂浜と言っている訳である・・