博多流し 歌詞
- 文字サイズ
- ふりがな
- ダークモード
風かぜが身みにしむ ながし唄うた
恋こいの博多はかたの 街まちの灯ひふけて
渡わたる大橋おおはし 影かげ淋さびし
むせび泣なくかよ 川瀬かわせの水みずも
別わかれつらさに 夜よもすがら
中州なかす通とおれば 思おもい出でばかり
呼よぶな二度にどない 夢ゆめならば
男おとこなりゃこそ 忘わすれるつもり
浮名うきなばかりが なぜ残のこる
ながし疲つかれて 見上みあげる空そらに
月つきも淋さびしや ただひとり
馬骨
2022/10/25 05:30
逢いに来たとて逢われぬ宵は、風が身に染む流し唄、恋の博多の街の灯更けて渡る大橋、影淋し・・むせび泣くよな川瀬の水も、別れ辛さに夜もすがら、中州通れば思い出ばかり、呼ぶな二度ない夢ならば・・男なりゃこそ、忘れる心算、浮名ばかりが何故残る、流し疲れて見上げる空に、月も淋しやただひとり・・寂しさの果てなむ国ぞ今日も流し行く、一つしかない月が、自分と同じひとりに見える淋しさは、計り知れない・・