男おとこ素顔すがおを 化粧けしょうにかくしゃ
浮うかれ舞台ぶたいの 幕まくがあく
花はなよ花はなよと もてはやされて
きょうもせつなや 舞扇まいおうぎ
恋こいに生いきよか 芝居しばいに死しのか
乱みだれ心こころに 夜よるの雨あめ
役者やくしゃ稼業かぎょうに 哀かなしく生いきりゃ
泣なけというのか 三味しゃみの音おと
下座げざの囃子はやしに 舞台ぶたいが変かわる
舞台ぶたいばかりか 運命さだめまで
浮世うきよ嵐あらしを 忍しのんで耐たえて
男おとこ花道はなみち ひとり行いく
男otoko素顔sugaoをwo 化粧kesyouにかくしゃnikakusya
浮uかれkare舞台butaiのno 幕makuがあくgaaku
花hanaよyo花hanaよとyoto もてはやされてmotehayasarete
きょうもせつなやkyoumosetsunaya 舞扇maiougi
恋koiにni生iきよかkiyoka 芝居shibaiにni死shiのかnoka
乱midaれre心kokoroにni 夜yoruのno雨ame
役者yakusya稼業kagyouにni 哀kanaしくshiku生iきりゃkirya
泣naけというのかketoiunoka 三味syamiのno音oto
下座gezaのno囃子hayashiにni 舞台butaiがga変kaわるwaru
舞台butaiばかりかbakarika 運命sadameまでmade
浮世ukiyo嵐arashiをwo 忍shinoんでnde耐taえてete
男otoko花道hanamichi ひとりhitori行iくku