男おとこなりゃこそ まともに受うける
辛つらい浮世うきよの向むかい風かぜ
ああ波止場はとば鴉からすと 笑わらいはヾ笑わらえ
熱あつい血ちもある 夢ゆめもある
暗くらい心こころに 明あかるい灯影とうえい
ともす俺おれらの 胸むねの中うち
ああ知しってくれるか 生命いのちを的まとに
可愛かわいいお前まえに 逢あいに来きた
一度いちど転ころんで 二に度目どめに起おきて
ほろりよろける 人ひとのよさ
ああ吹ふくな夜嵐よあらし 港みなとの夜風よかぜ
波なみは男おとこの 子守唄こもりうた
男otokoなりゃこそnaryakoso まともにmatomoni受uけるkeru
辛tsuraいi浮世ukiyoのno向mukaいi風kaze
ああaa波止場hatoba鴉karasuとto 笑waraiはhaヾ笑waraえe
熱atsuいi血chiもあるmoaru 夢yumeもあるmoaru
暗kuraいi心kokoroにni 明akaるいrui灯影touei
ともすtomosu俺oreらのrano 胸muneのno中uchi
ああaa知shiってくれるかttekureruka 生命inochiをwo的matoにni
可愛kawaiいおio前maeにni 逢aいにini来kiたta
一度ichido転koroんでnde 二ni度目domeにni起oきてkite
ほろりよろけるhororiyorokeru 人hitoのよさnoyosa
ああaa吹fuくなkuna夜嵐yoarashi 港minatoのno夜風yokaze
波namiはha男otokoのno 子守唄komoriuta