二見ふたみ乙女みやらびやー
花はなならば蕾つぼみ
咲さかすも散ちらすも あなたまかせョー
小指こゆびからめればー
心こころまでからむ
濡ぬれたこの肌はだが 忘わすれられぬョー
めぐり逢あわなけりゃー
嘆なげきも知しらぬに
今朝けさの別わかれ歌うた 涙なみだの歌うたョー
連つれて行いかぬならー
何故なぜ死しねと言いわぬ
二見ふたみ乙女おとめの 夢ゆめを散ちらしョー
わたしを見捨みすててー
二見ふたみを出でる時ときゃ
山やまが邪魔じゃまをする 月つきも曇くもるョー
一いち夜や二に夜やでもー
命いのちを燃もやせば
恋こいの残のこり火びが 三年さんねん消きえぬョー
二見futami乙女miyarabiやyaー
花hanaならばnaraba蕾tsubomi
咲saかすもkasumo散chiらすもrasumo あなたまかせanatamakaseョxyoー
小指koyubiからめればkaramerebaー
心kokoroまでからむmadekaramu
濡nuれたこのretakono肌hadaがga 忘wasuれられぬrerarenuョxyoー
めぐりmeguri逢aわなけりゃwanakeryaー
嘆nageきもkimo知shiらぬにranuni
今朝kesaのno別wakaれre歌uta 涙namidaのno歌utaョxyoー
連tsuれてrete行iかぬならkanunaraー
何故naze死shiねとneto言iわぬwanu
二見futami乙女otomeのno 夢yumeをwo散chiらしrashiョxyoー
わたしをwatashiwo見捨misuててteteー
二見futamiをwo出deるru時tokiゃxya
山yamaがga邪魔jamaをするwosuru 月tsukiもmo曇kumoるruョxyoー
一ichi夜ya二ni夜yaでもdemoー
命inochiをwo燃moやせばyaseba
恋koiのno残nokoりri火biがga 三年sannen消kiえぬenuョxyoー