儚はかなく切せつなき夜よるに 名なも知しらぬ真紅しんくな
咲さき乱みだれた花はなひとひらの花はなだけが今いま
天あまの虚空こくうの風かぜが 運はこぶ己おのの香かおり
旅たび行いきこの身みに
纏まとわりつき絡からみ 何時いつまでも消きえぬ
流ながるる心こころ...
汝なんじ我わが命運めいうんと 共ともに死しに絶たえんとす
胸中きょうちゅう深ふかくに もう悔くいは残のこらぬ
罪つみを連つれて逝いく
心こころを知しらば花はなも泣なき倒たおれる
華麗かれいに夜よるを舞まい乱みだれて逝いけ
一寸先いっすんさきは闇やみ 幻まぼろしか
今日きょうも底そこなしの欲よくを満みたし謳うたう
はかなく切せつなき夜よるに 名なも知しらぬ華麗かれいな
咲さき乱みだれた花はなひとひらの花はなに
騙だまし騙だまされて
汚けがれた花はなびらに(包つつまれよ)
華麗かれいに夜よるを舞まい乱みだれて逝いけ
一寸先いっすんさきは闇やみ 幻まぼろしか
今日きょうも底そこなしの欲よくを満みたし謳うたう
皆みなは真紅しんくな赤あかに染そめ変かえられてゆく
ただ孤独こどくに咲さき続つづけてる
赤裸々せきららに狂くるい惑まどわして
儚hakanaくku切setsuなきnaki夜yoruにni 名naもmo知shiらぬranu真紅shinkuなna
咲saきki乱midaれたreta花hanaひとひらのhitohirano花hanaだけがdakega今ima
天amaのno虚空kokuuのno風kazeがga 運hakoぶbu己onoのno香kaori
旅tabi行iきこのkikono身miにni
纏matoわりつきwaritsuki絡karaみmi 何時itsuまでもmademo消kiえぬenu
流nagaるるruru心kokoro...
汝nanji我waがga命運meiunとto 共tomoにni死shiにni絶taえんとすentosu
胸中kyouchuu深fukaくにkuni もうmou悔kuいはiha残nokoらぬranu
罪tsumiをwo連tsuれてrete逝iくku
心kokoroをwo知shiらばraba花hanaもmo泣naきki倒taoれるreru
華麗kareiにni夜yoruをwo舞maいi乱midaれてrete逝iけke
一寸先issunsakiはha闇yami 幻maboroshiかka
今日kyouもmo底sokoなしのnashino欲yokuをwo満miたしtashi謳utaうu
はかなくhakanaku切setsuなきnaki夜yoruにni 名naもmo知shiらぬranu華麗kareiなna
咲saきki乱midaれたreta花hanaひとひらのhitohirano花hanaにni
騙damaしshi騙damaされてsarete
汚kegaれたreta花hanaびらにbirani(包tsutsuまれよmareyo)
華麗kareiにni夜yoruをwo舞maいi乱midaれてrete逝iけke
一寸先issunsakiはha闇yami 幻maboroshiかka
今日kyouもmo底sokoなしのnashino欲yokuをwo満miたしtashi謳utaうu
皆minaはha真紅shinkuなna赤akaにni染soめme変kaえられてゆくerareteyuku
ただtada孤独kodokuにni咲saきki続tsuduけてるketeru
赤裸々sekiraraにni狂kuruいi惑madoわしてwashite