僕ぼくが若者わかものという名なで呼よばれはじめて そして
今いまになるまで
つぶやき あるいはさけびつづけた
言葉ことばを今いま 言いおう
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
だれかが 僕ぼくに お前まえにとって
青春せいしゅんとは何なんだと たずねても
僕ぼくには答こたえる言葉ことばがない
ただこう言いえるだけさ
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
僕ぼくが若者わかものと呼よばれなくなって
何なによりくらしが大変たいへんになったら
こんなのんきなことばかりは
言いってはいけなくなるのでしょうか
それとも 僕ぼくが年老としおいて
今いま この世よを去さろうとするその時ときにも
寂さびしく僕ぼくは 言いい続つづけるでしょうが
何なにかしとけばよかったと
何なにか 何なにか 何なにかいいことないか 何なにかいいこと
出でて来こい こわれそうなこの僕ぼくの目めの前まえに
何なにかいいこと
残のこった命いのちも そう多おおくはないんだから
何なにかいいこと
出でてこい早はやく 何なにか 何なにか いいこと
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
僕ぼくには かけがえのない恋人こいびとが
この世よにただ一人ひとりだけいる
それなのに やっぱり歌うたっている
何なにかいいことないかな
十三じゅうさん、十四じゅうし、十五じゅうご、六ろくの時ときの僕ぼくは
バスケットにすべてをかけてたつもり
それだけが いきがいのつもりでいたが
やっぱり何なにかが 足たりなかったよ
僕ぼくは今いま歌うたうことが すべてのような
いきがいのような つらをしているけれど
やっぱり何なにかが 足たりないよ
何なにかいいこと ないかな
僕ぼくの中なかの歯車はぐるまが狂くるってる
ゆるんだねじが あるみたい
さびついているところが あるんだよ
なにか いいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
何なにかいいことないかな
僕bokuがga若者wakamonoというtoiu名naでde呼yoばれはじめてbarehajimete そしてsoshite
今imaになるまでninarumade
つぶやきtsubuyaki あるいはさけびつづけたaruihasakebitsuduketa
言葉kotobaをwo今ima 言iおうou
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
だれかがdarekaga 僕bokuにni おo前maeにとってnitotte
青春seisyunとはtoha何nanだとdato たずねてもtazunetemo
僕bokuにはniha答kotaえるeru言葉kotobaがないganai
ただこうtadakou言iえるだけさerudakesa
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
僕bokuがga若者wakamonoとto呼yoばれなくなってbarenakunatte
何naniよりくらしがyorikurashiga大変taihenになったらninattara
こんなのんきなことばかりはkonnanonkinakotobakariha
言iってはいけなくなるのでしょうかttehaikenakunarunodesyouka
それともsoretomo 僕bokuがga年老toshioいてite
今ima このkono世yoをwo去saろうとするそのroutosurusono時tokiにもnimo
寂sabiしくshiku僕bokuはha 言iいi続tsuduけるでしょうがkerudesyouga
何naniかしとけばよかったとkashitokebayokattato
何naniかka 何naniかka 何naniかいいことないかkaiikotonaika 何naniかいいことkaiikoto
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何naniかいいことkaiikoto
残nokoったtta命inochiもmo そうsou多ooくはないんだからkuhanaindakara
何naniかいいことkaiikoto
出deてこいtekoi早hayaくku 何naniかka 何naniかka いいことiikoto
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
僕bokuにはniha かけがえのないkakegaenonai恋人koibitoがga
このkono世yoにただnitada一人hitoriだけいるdakeiru
それなのにsorenanoni やっぱりyappari歌utaっているtteiru
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
十三juusan、十四juushi、十五juugo、六rokuのno時tokiのno僕bokuはha
バスケットbasukettoにすべてをかけてたつもりnisubetewokaketetatsumori
それだけがsoredakega いきがいのつもりでいたがikigainotsumorideitaga
やっぱりyappari何naniかがkaga 足taりなかったよrinakattayo
僕bokuはha今ima歌utaうことがukotoga すべてのようなsubetenoyouna
いきがいのようなikigainoyouna つらをしているけれどtsurawoshiteirukeredo
やっぱりyappari何naniかがkaga 足taりないよrinaiyo
何naniかいいことkaiikoto ないかなnaikana
僕bokuのno中nakaのno歯車hagurumaがga狂kuruってるtteru
ゆるんだねじがyurundanejiga あるみたいarumitai
さびついているところがsabitsuiteirutokoroga あるんだよarundayo
なにかnanika いいことないかなiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana
何naniかいいことないかなkaiikotonaikana