なつかしゃ 歌詞 中孝介 ふりがな付

一面いちめんに降ふり注そそぐ
陽ひを浴あびて息吹いぶきをあげた
たおやかに吹ふいた風かぜが
そっと語かたりかける

見渡みわたせばあいも変かわらず
この場所ばしょで迎むかえてくれる
暖あたたかなその景色けしきに
なつかしゃ 涙なみだこぼれて
いとしさが込こみ上あげる

寄よせ返かえす波なみのように
揺ゆれるまま 風かぜに委ゆだねて
晴はれる日ひばかりじゃなし
いつか雨あめはやむ

この世界せかいに二ふたつとない
かけがえのない贈おくり物もの
めぐり逢あえた喜よろこびに
なつかしゃ 命いのちあるもの
すべて尊とうとき光ひかり

今日きょうの日ひに躓つまずいても
何度なんども涙なみだながしても
人ひとはそれでも
又また 幸しあわせを夢ゆめに見みて

めぐり巡めぐるその風かぜに
感謝かんしゃして手てと手て合あわせた
仰あおぎ見みた空そらに祈いのる
なつかしゃ 涙なみだの後あとに
見みえる空そらを描えがいて

まだ見みぬ未来あしたのために