君がいない朝 歌詞 財津和夫 ふりがな付

こぼれたコーヒー パンのかけら
丸まるいテーブルにふたつ
寄より添そう椅子いす
まるで君きみがそこにいる
散ちらかったままの次つぎの朝あささ

すきまもないほど 抱だきあったじゃない
悲かなしみの風かぜを 入いれないでねって
あんなにあんなに みつめ合あったけど
別わかれはどこにも みえなかったじゃない

あのとき強つよく 引ひき止とめたら
ぼくらは幸しあわせに なれたのかい
ふざけ合あったり 許ゆるし合あえた
ぼくらはひとつの花束はなたばだった

すきまもないほど 抱だきあったじゃない
体からだはもう二度にどと はなれないねって
あんなにあんなに みつめ合あったけど
別わかれはどこにも みえなかったじゃない

部屋へやにまかれた 君きみのかけら
拾ひろい上あげるたび いつもみつめてしまう
人ひとはどうして 感かんじるのだろう
あるはずのない 永遠えいえんの愛あい

すきまもないほど 抱だきあったじゃない
悲かなしみの風かぜを 入いれないでねって
あんなにあんなに みつめ合あったけど
別わかれはどこにも みえなかったじゃない
すきまもないほど 抱だきあったじゃない
体からだはもう二度にどと はなれないねって
あんなにあんなに みつめ合あったけど
別わかれはどこにも みえなかったじゃない
すきまもないほど 抱だきあったじゃない
悲かなしみの風かぜを 入いれないでねって
あんなにあんなに みつめ合あったけど
別わかれはどこにも みえなかったじゃない