異国の丘 歌詞
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友ともよ辛つらかろ 切せつなかろ
我慢がまんだ待まってろ 嵐あらしが過すぎりゃ
帰かえる日ひも来くる 春はるが来くる
今日きょうも更ふけゆく 異国いこくの丘おかに
夢ゆめも寒さむかろ 冷つめたかろ
泣ないて笑わろて 歌うたって耐たえりゃ
望のぞむ日ひが来くる 朝あさが来くる
今日きょうも昨日きのうも 異国いこくの丘おかに
おもい雪空ゆきぞら 陽ひが薄うすい
倒たおれちゃならない 祖国そこくの土つちに
辿たどりつくまで その日ひまで
馬骨
2023/01/05 03:21
1945年(昭和20年)大戦の終結時日ソ条約を破棄したソ連軍が日本の兵員軍属を捕虜としてシベリアに抑留し過酷な環境と労働の中で一割近い人が亡くなった抑留地で唄われていた曲で、1948年(昭和23年)復員兵に依ってもたらされた曲で当初作詞作曲不明という歌であったが、後に佐伯孝夫作詞、増田幸二作詞、吉田正作曲で「異国の丘」として世に出してから、爆発的なヒット曲となった・・ひばりも鎮魂歌のようにくせのない歌い方をしている・・