片目かための黒猫くろねこがゆく 何処どこから来きたのだろう
闇夜やみよを横切よこぎってゆく 何処どこへ行いくのだろう
その時とき誰だれかが泣ないた 誰だれにも知しられずに
異人いじんに手てを引ひかれていた 赤あかい靴くつを履はき
夏なつが逝いく 花はなびら撒まき散ちらし逝いく
鮮あざやかに 舞まい散ちる真まっ赤かな空そらへ
明日あすがあるとするなら 奇麗きれいな空そらがいい
闇夜やみよがそっと呟つぶやく もう帰かえれないよ
月つきが逝いく 睫毛まつげを震ふるわせて逝いく
降ふり注そそぐ 琥珀こはくにびっしょり濡ぬれた
仕組しくまれていた罠わな はじめから罠わな
泣なき疲つかれて眠ねむる そして誰だれもいなくなる
愛あいされたいんだ 抱だきしめて欲ほしい
懐なつかしいその声こえ 僕ぼくの名前なまえ呼よんでくれ
なりふり構かまわず 喚わめき続つづける
泣なき疲つかれて眠ねむる そして誰だれもいなくなる
あなたは誰だれ、ねぇ誰だれなの
私わたしは誰だれ、ねぇ誰だれなの
片目katameのno黒猫kuronekoがゆくgayuku 何処dokoからkara来kiたのだろうtanodarou
闇夜yamiyoをwo横切yokogiってゆくtteyuku 何処dokoへhe行iくのだろうkunodarou
そのsono時toki誰dareかがkaga泣naいたita 誰dareにもnimo知shiられずにrarezuni
異人ijinにni手teをwo引hiかれていたkareteita 赤akaいi靴kutsuをwo履haきki
夏natsuがga逝iくku 花hanaびらbira撒maきki散chiらしrashi逝iくku
鮮azaやかにyakani 舞maいi散chiるru真maっxtu赤kaなna空soraへhe
明日asuがあるとするならgaarutosurunara 奇麗kireiなna空soraがいいgaii
闇夜yamiyoがそっとgasotto呟tsubuyaくku もうmou帰kaeれないよrenaiyo
月tsukiがga逝iくku 睫毛matsugeをwo震furuわせてwasete逝iくku
降fuりri注sosoぐgu 琥珀kohakuにびっしょりnibissyori濡nuれたreta
仕組shikuまれていたmareteita罠wana はじめからhajimekara罠wana
泣naきki疲tsukaれてrete眠nemuるru そしてsoshite誰dareもいなくなるmoinakunaru
愛aiされたいんだsaretainda 抱daきしめてkishimete欲hoしいshii
懐natsuかしいそのkashiisono声koe 僕bokuのno名前namae呼yoんでくれndekure
なりふりnarifuri構kamaわずwazu 喚wameきki続tsuduけるkeru
泣naきki疲tsukaれてrete眠nemuるru そしてsoshite誰dareもいなくなるmoinakunaru
あなたはanataha誰dare、ねぇnee誰dareなのnano
私watashiはha誰dare、ねぇnee誰dareなのnano