想おもい描えがいたアラビアの
深ふかい谷間たにまの紅べにすべり
目めを閉とじて 夢ゆめ冴さえて
あわれ女おんなはカナシバリ
その夜よるに 特とくに 恋こいを調しらべて
誰だれも言いわない諺ことわざに
迷まよう証あかしが紅べにすべり
とり乱みだれ 咲さき乱みだれ
悪わるい男おとこはアマノジャク
その夜よるに 特とくに 恋こいを許ゆるして
罪滅つみほろぼして躊躇ためらいを 胸むねの痛いたみ
解とき放はなされて恥はじらいを 指ゆびのしなり
泣なきわめかせて喜よろこびを 夏なつの嵐あらし
堪たえ忍しのばせて悲かなしみを 罪つみの意識いしき
凄すごい軽かるワザ師し 恋こいの物語ものがたり
ぬめり輝かがやく花はなびらの
闇やみの砂漠さばくの紅べにすべり
醒さめすぎて 艶あでやかに
聞きけば答こたえは様々さまざまに
その夜よるに 特とくに 花はなを摘つませて
その頃ころに 僕ぼくに 花はなに摘つませて
想omoいi描egaいたitaアラビアarabiaのno
深fukaいi谷間tanimaのno紅beniすべりsuberi
目meをwo閉toじてjite 夢yume冴saえてete
あわれaware女onnaはhaカナシバリkanashibari
そのsono夜yoruにni 特tokuにni 恋koiをwo調shiraべてbete
誰dareもmo言iわないwanai諺kotowazaにni
迷mayoうu証akaしがshiga紅beniすべりsuberi
とりtori乱midaれre 咲saきki乱midaれre
悪waruいi男otokoはhaアマノジャクamanojaku
そのsono夜yoruにni 特tokuにni 恋koiをwo許yuruしてshite
罪滅tsumihoroぼしてboshite躊躇tameraいをiwo 胸muneのno痛itaみmi
解toきki放hanaされてsarete恥haじらいをjiraiwo 指yubiのしなりnoshinari
泣naきわめかせてkiwamekasete喜yorokoびをbiwo 夏natsuのno嵐arashi
堪taえe忍shinoばせてbasete悲kanaしみをshimiwo 罪tsumiのno意識ishiki
凄sugoいi軽karuワザwaza師shi 恋koiのno物語monogatari
ぬめりnumeri輝kagayaくku花hanaびらのbirano
闇yamiのno砂漠sabakuのno紅beniすべりsuberi
醒saめすぎてmesugite 艶adeやかにyakani
聞kiけばkeba答kotaeはha様々samazamaにni
そのsono夜yoruにni 特tokuにni 花hanaをwo摘tsuませてmasete
そのsono頃koroにni 僕bokuにni 花hanaにni摘tsuませてmasete