季節きせつはづれなのは ホトトギス
誰だれが笑わらってるも 知しらぬまま
喉のどに血ち吐へど見みせて 狂くるい泣なく
あわれ あわれ 山やまのホトトギス
もうすぐだね 君きみの家いえまで
雨あめがぬらすだけの田植たうえ唄うた
黒くろい牛うしの背中せなかに乗のった人ひと
空そらは見みてるだけでこわれそう
ながい終おわりのない田植たうえ唄うた
もうすぐだね 君きみの家いえまで
どこへ流ながれてゆく天あまの川がわ
渡わたる船ふねの様ような流ながれ星ぼし
僕ぼくのふたつの目めで見みえるもの
全部ぜんぶ流ながせ 流ながせ天あまの川がわ
もうすぐだね 君きみの家いえまで
季節kisetsuはづれなのはhadurenanoha ホトトギスhototogisu
誰dareがga笑waraってるもtterumo 知shiらぬままranumama
喉nodoにni血chi吐hedo見miせてsete 狂kuruいi泣naくku
あわれaware あわれaware 山yamaのnoホトトギスhototogisu
もうすぐだねmousugudane 君kimiのno家ieまでmade
雨ameがぬらすだけのganurasudakeno田植taue唄uta
黒kuroいi牛ushiのno背中senakaにni乗noったtta人hito
空soraはha見miてるだけでこわれそうterudakedekowaresou
ながいnagai終owaりのないrinonai田植taue唄uta
もうすぐだねmousugudane 君kimiのno家ieまでmade
どこへdokohe流nagaれてゆくreteyuku天amaのno川gawa
渡wataるru船funeのno様youなna流nagaれre星boshi
僕bokuのふたつのnofutatsuno目meでde見miえるものerumono
全部zenbu流nagaせse 流nagaせse天amaのno川gawa
もうすぐだねmousugudane 君kimiのno家ieまでmade