名なもない港みなとに 桃ももの花はなは咲さきけど
旅たびの町まちには やすらぎはないさ
お前まえと別わかれた むなしさ抱だいて
俺おれは明日あすもまた 北きたへ流ながれる
お前まえのやさしさ 酒さけに浮うかべひとり
遠とおい霧笛むてきに あの夜よるをさがす
愛あいしていりゃこそ つれなくしたが
今いまもこの胸むねで ゆれるほゝえみ
男おとこはふり向むき 暗くらい空そらを見上みあげ
つけた煙草たばこに ふるさとを想おもう
真冬まふゆの浜辺はまべに 傷きずあと埋うめ
夢ゆめはあきらめて 北きたへ流ながれる
名naもないmonai港minatoにni 桃momoのno花hanaはha咲sakiけどkedo
旅tabiのno町machiにはniha やすらぎはないさyasuragihanaisa
おo前maeとto別wakaれたreta むなしさmunashisa抱daいてite
俺oreはha明日asuもまたmomata 北kitaへhe流nagaれるreru
おo前maeのやさしさnoyasashisa 酒sakeにni浮uかべひとりkabehitori
遠tooいi霧笛mutekiにni あのano夜yoruをさがすwosagasu
愛aiしていりゃこそshiteiryakoso つれなくしたがtsurenakushitaga
今imaもこのmokono胸muneでde ゆれるほyureruhoゝえみemi
男otokoはふりhafuri向muきki 暗kuraいi空soraをwo見上miaげge
つけたtsuketa煙草tabakoにni ふるさとをfurusatowo想omoうu
真冬mafuyuのno浜辺hamabeにni 傷kizuあとato埋uめme
夢yumeはあきらめてhaakiramete 北kitaへhe流nagaれるreru