赤あかい花はななら 曼珠沙華まんじゅしゃげ
阿蘭陀オランダ屋敷やしきに 雨あめが降ふる
濡ぬれて泣ないてる じゃがたらお春はる
未練みれんな出船でふねの ああ鐘かねが鳴なる
ララ鐘かねが鳴なる
坂さかの長崎ながさき 石畳いしだたみ
南京なんきん煙火なんきんはなびに 日ひが暮くれて
そぞろ恋こいしい 出島でじまの沖おきに
母ははの精霊しょうろが ああ流ながれ行いく
ララ流ながれ行いく
平戸ひらと離はなれて 幾百いくひゃく里り
つづる文ぶんさえ つくものを
なぜに帰かえらぬ じゃがたらお春はる
サンタクルスの ああ鐘かねが鳴なる
ララ鐘かねが鳴なる
赤akaいi花hanaならnara 曼珠沙華manjusyage
阿蘭陀oranda屋敷yashikiにni 雨ameがga降fuるru
濡nuれてrete泣naいてるiteru じゃがたらおjagatarao春haru
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ララrara鐘kaneがga鳴naるru
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南京nankin煙火nankinhanabiにni 日hiがga暮kuれてrete
そぞろsozoro恋koiしいshii 出島dejimaのno沖okiにni
母hahaのno精霊syouroがga ああaa流nagaれre行iくku
ララrara流nagaれre行iくku
平戸hirato離hanaれてrete 幾百ikuhyaku里ri
つづるtsuduru文bunさえsae つくものをtsukumonowo
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サンタクルスsantakurusuのno ああaa鐘kaneがga鳴naるru
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