雪ゆきが舞まい込こむ 暖簾のれんの裾すそに
細腕ほそうでひとつで 賄まかなう酒場さかば
この港町まち捨すてても 行いく先さきなんか
浮世うきよの外そとには ないけれど
生いきてゆきます 北港きたみなと
あなたどこまで愛あいせばいいの
酔よえば心こころも 髪かみまで熱あつい
吹雪ふぶきを抱だいても 冷ひえない身体からだ
夢ゆめなら会あえても 面影おもかげだけが
枕まくらを泪なみだで 濡ぬらすけど
生いきてゆきます 北港きたみなと
あなたどこまで守まもればいいの
春はるは嘘うそつき 仕合しあわせなんか
根雪ねゆきが解とけても 帰かえっちゃこない
死しぬほど惚ほれてた 待まち人びとだから
いのちも凍こおって いいけれど
生いきてゆきます 北港きたみなと
あなたどこまで耐たえればいいの
雪yukiがga舞maいi込koむmu 暖簾norenのno裾susoにni
細腕hosoudeひとつでhitotsude 賄makanaうu酒場sakaba
このkono港町machi捨suててもtetemo 行iくku先sakiなんかnanka
浮世ukiyoのno外sotoにはniha ないけれどnaikeredo
生iきてゆきますkiteyukimasu 北港kitaminato
あなたどこまでanatadokomade愛aiせばいいのsebaiino
酔yoえばeba心kokoroもmo 髪kamiまでmade熱atsuいi
吹雪fubukiをwo抱daいてもitemo 冷hiえないenai身体karada
夢yumeならnara会aえてもetemo 面影omokageだけがdakega
枕makuraをwo泪namidaでde 濡nuらすけどrasukedo
生iきてゆきますkiteyukimasu 北港kitaminato
あなたどこまでanatadokomade守mamoればいいのrebaiino
春haruはha嘘usoつきtsuki 仕合shiawaせなんかsenanka
根雪neyukiがga解toけてもketemo 帰kaeっちゃこないtchakonai
死shiぬほどnuhodo惚hoれてたreteta 待maちchi人bitoだからdakara
いのちもinochimo凍kooってtte いいけれどiikeredo
生iきてゆきますkiteyukimasu 北港kitaminato
あなたどこまでanatadokomade耐taえればいいのerebaiino