僕ぼくらはまだ過すぎ行ゆく夏なつに別わかれを告つげられなくて
その手てを触ふれ合あう事ことにさえ怯おびえていたから
それぞれの胸むねの奥おくにしまい込こんだ痛いたみを
知しらないままに それでも寄より添そい合あった
ただ過すぎて行いく日々ひびの流ながれに逆さからう術すべなど知しるはずもなく
未来みらいはあまりにも頼たよりなく震ふるえていた
言葉ことばは無力むりょくで 心こころを伝つたえられないまま
2人りの間あいだを飛とび交かって やがて消きえていく
砂浜すなはまの上うえに書かいた誓ちかいは 誰だれに気付きづかれることもなく
静しずかに寄よせては返かえす波なみにさらわれていく
いつの日ひか僕ぼくらも 交かわした言葉ことばさえ忘わすれ
その名なを思おもい出だす事ことも出来できなくなるのかな
長ながい長ながい孤独こどくな旅路たびじの上うえで ほんのわずかな時ときでも
連つれ添そって歩あるく人ひとが居いてくれる喜よろこびを
感かんじながらも僕ぼくらは上手うまく話はなせないまま
二ふたつ並ならんだ恋心こいごころを夜空よぞらに馳はせた
僕ぼくらは裸足はだしのまま 初恋はつこいを駆かけ抜ぬけた
夏なつの陽射ひざしの下したで 遥はるか銀河ぎんがのほとりで
不確ふたしかな永遠えいえんが結むすんだ小指こゆびに宿やどれば
月影つきかげ峠とうげの夜よるは静しずかに静しずかに更ふけていく
過すぎ行ゆく季節きせつの中なか 寄より添そう二ふたつの影かげ
悲かなしい程ほど真まっ直すぐに 永遠えいえんを欲ほしがった
月影つきかげ峠とうげに星ほしが降ふる
2人りは寄より添そって歩あるく
幸しあわせのかけらを拾ひろい集あつめて辿たどる道みち
繰くり返かえし
僕bokuらはまだrahamada過suぎgi行yuくku夏natsuにni別wakaれをrewo告tsuげられなくてgerarenakute
そのsono手teをwo触fuれre合aうu事kotoにさえnisae怯obiえていたからeteitakara
それぞれのsorezoreno胸muneのno奥okuにしまいnishimai込koんだnda痛itaみをmiwo
知shiらないままにranaimamani それでもsoredemo寄yoりri添soいi合aったtta
ただtada過suぎてgite行iくku日々hibiのno流nagaれにreni逆sakaらうrau術subeなどnado知shiるはずもなくruhazumonaku
未来miraiはあまりにもhaamarinimo頼tayoりなくrinaku震furuえていたeteita
言葉kotobaはha無力muryokuでde 心kokoroをwo伝tsutaえられないままerarenaimama
2人riのno間aidaをwo飛toびbi交kaってtte やがてyagate消kiえていくeteiku
砂浜sunahamaのno上ueにni書kaいたita誓chikaいはiha 誰dareにni気付kiduかれることもなくkarerukotomonaku
静shizuかにkani寄yoせてはseteha返kaeすsu波namiにさらわれていくnisarawareteiku
いつのitsuno日hiかka僕bokuらもramo 交kaわしたwashita言葉kotobaさえsae忘wasuれre
そのsono名naをwo思omoいi出daすsu事kotoもmo出来dekiなくなるのかなnakunarunokana
長nagaいi長nagaいi孤独kodokuなna旅路tabijiのno上ueでde ほんのわずかなhonnowazukana時tokiでもdemo
連tsuれre添soってtte歩aruくku人hitoがga居iてくれるtekureru喜yorokoびをbiwo
感kanじながらもjinagaramo僕bokuらはraha上手umaくku話hanaせないままsenaimama
二futaつtsu並naraんだnda恋心koigokoroをwo夜空yozoraにni馳haせたseta
僕bokuらはraha裸足hadashiのままnomama 初恋hatsukoiをwo駆kaけke抜nuけたketa
夏natsuのno陽射hizaしのshino下shitaでde 遥haruかka銀河gingaのほとりでnohotoride
不確futashiかなkana永遠eienがga結musuんだnda小指koyubiにni宿yadoればreba
月影tsukikage峠tougeのno夜yoruはha静shizuかにkani静shizuかにkani更fuけていくketeiku
過suぎgi行yuくku季節kisetsuのno中naka 寄yoりri添soうu二futaつのtsuno影kage
悲kanaしいshii程hodo真maっxtu直suぐにguni 永遠eienをwo欲hoしがったshigatta
月影tsukikage峠tougeにni星hoshiがga降fuるru
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幸shiawaせのかけらをsenokakerawo拾hiroいi集atsuめてmete辿tadoるru道michi
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