君きみに捧ささげた 純情まごころの
愛あいが女おんなの 命いのちなら
弱よわい涙なみだは 今日きょうかぎり
捨すてて荊刺いばらの 径みちを行いく
こころ砕さいけど ままならぬ
辛つらい浮世うきよの 小夜嵐さよあらし
愛あいの船路ふなじを 祈いのるごと
星ほしもまたたく この夕ゆうべ
君きみを信濃しなのの 高原こうげんに
涙なみだかくして 見送みおくれば
靡なびく煙けむりも 一ひとすじに
燃もえて火ひをはく 浅間山あさまやま
君kimiにni捧sasaげたgeta 純情magokoroのno
愛aiがga女onnaのno 命inochiならnara
弱yowaいi涙namidaはha 今日kyouかぎりkagiri
捨suててtete荊刺ibaraのno 径michiをwo行iくku
こころkokoro砕saiけどkedo ままならぬmamanaranu
辛tsuraいi浮世ukiyoのno 小夜嵐sayoarashi
愛aiのno船路funajiをwo 祈inoるごとrugoto
星hoshiもまたたくmomatataku このkono夕yuuべbe
君kimiをwo信濃shinanoのno 高原kougenにni
涙namidaかくしてkakushite 見送miokuればreba
靡nabiくku煙kemuりもrimo 一hitoすじにsujini
燃moえてete火hiをはくwohaku 浅間山asamayama