神かみも仏ほとけも居いないと言いう人ひとが
お前まえは俺おれの観音様かんのんさまと呼よぶ
嬉うれしがらせて どうする気き
逆ぎゃくに疑心暗鬼ぎしんあんき 不安ふあんになるわ
心こころに咲さかす 花はな一輪いちりん
言いわずもがなの 紅椿べにつばき
惚ほれさせ上手じょうずな あなただから
その手ての科白せりふは けじめつけてからにしてよと
啖呵たんか切きりたい
何なにが因果いんがでこんなに苦労くろうする
寝顔ねがお見みつめて膝枕ひざまくらで吐息といき
人ひとにトコトン 尽つくすのが
習ならい性しょうになった 女おんなだけれど
凍いてつく風かぜに 花はな一輪いちりん
寒さむさこらえて 寒椿かんつばき
あなたのためなら 死しんでもいい
最後さいごの恋こいだわ 嘘うそも方便ほうべんなんて無なしよと
拗すねてもみせる
惚ほれさせ上手じょうずな あなただから
その手ての科白せりふは けじめつけてからにしてよと
啖呵たんか切ぎりたい
神kamiもmo仏hotokeもmo居iないとnaito言iうu人hitoがga
おo前maeはha俺oreのno観音様kannonsamaとto呼yoぶbu
嬉ureしがらせてshigarasete どうするdousuru気ki
逆gyakuにni疑心暗鬼gishinanki 不安fuanになるわninaruwa
心kokoroにni咲saかすkasu 花hana一輪ichirin
言iわずもがなのwazumoganano 紅椿benitsubaki
惚hoれさせresase上手jouzuなna あなただからanatadakara
そのsono手teのno科白serifuはha けじめつけてからにしてよとkejimetsuketekaranishiteyoto
啖呵tanka切kiりたいritai
何naniがga因果ingaでこんなにdekonnani苦労kurouするsuru
寝顔negao見miつめてtsumete膝枕hizamakuraでde吐息toiki
人hitoにniトコトンtokoton 尽tsuくすのがkusunoga
習naraいi性syouになったninatta 女onnaだけれどdakeredo
凍iてつくtetsuku風kazeにni 花hana一輪ichirin
寒samuさこらえてsakoraete 寒椿kantsubaki
あなたのためならanatanotamenara 死shiんでもいいndemoii
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拗suねてもみせるnetemomiseru
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