風かぜにじゃれてる のれんに賭かけた
ふたりの振ふり出だし 日本橋にほんばし
ちょいといなせで 歯切はぎれがよくて
年ねんがら年中ねんじゅう 浮うかれ神興じんごうの祭まつり好すき
人形町にんぎょうちょうで音頭取おんどとり 浜町はまちょうあたりで勇いさみ酒さけ
でもねあのひと すっきりしゃっきり江戸前えどまえよ
時代じだいおくれの 時代じだいおくれの いい男おとこ
河岸かわぎしにあがった 魚さかながはねりゃ
のれんに陽ひがさす 日本橋にほんばし
情じょうにもろくて あれこれまめで
江戸えどから続つづいた これが老舗しにせの十じゅう代目だいめ
八丁堀はっちょうぼりで夢ゆめを釣つり 室町むろまちあたりで油あぶら売うる
でもねあのひと すっきりしゃっきり江戸前えどまえよ
時代じだいおくれの 時代じだいおくれの いい男おとこ
のれんおろせば 糸いと切ぎれ凧たこで
灯あかりに誘さそわれ 日本橋にほんばし
ここはわたしが しっかりしなきゃ
商あきない舞台ぶたいに 金きんの屏風びょうぶは飾かざれない
水天宮すいてんぐうで産湯うぶゆ浴あび 甘酒あまざけ横町よこちょうで初恋こいを知しる
だからあのひと すっきりしゃっきり江戸前えどまえよ
時代じだいおくれの 時代じだいおくれの いい男おとこ
風kazeにじゃれてるnijareteru のれんにnorenni賭kaけたketa
ふたりのfutarino振fuりri出daしshi 日本橋nihonbashi
ちょいといなせでchoitoinasede 歯切hagiれがよくてregayokute
年nenがらgara年中nenjuu 浮uかれkare神興jingouのno祭matsuりri好suきki
人形町ningyouchouでde音頭取ondotoりri 浜町hamachouあたりでataride勇isaみmi酒sake
でもねあのひとdemoneanohito すっきりしゃっきりsukkirisyakkiri江戸前edomaeよyo
時代jidaiおくれのokureno 時代jidaiおくれのokureno いいii男otoko
河岸kawagishiにあがったniagatta 魚sakanaがはねりゃgahanerya
のれんにnorenni陽hiがさすgasasu 日本橋nihonbashi
情jouにもろくてnimorokute あれこれまめでarekoremamede
江戸edoからkara続tsuduいたita これがkorega老舗shiniseのno十juu代目daime
八丁堀hatchouboriでde夢yumeをwo釣tsuりri 室町muromachiあたりでataride油abura売uるru
でもねあのひとdemoneanohito すっきりしゃっきりsukkirisyakkiri江戸前edomaeよyo
時代jidaiおくれのokureno 時代jidaiおくれのokureno いいii男otoko
のれんおろせばnorenoroseba 糸ito切giれre凧takoでde
灯akaりにrini誘sasoわれware 日本橋nihonbashi
ここはわたしがkokohawatashiga しっかりしなきゃshikkarishinakya
商akinaいi舞台butaiにni 金kinのno屏風byoubuはha飾kazaれないrenai
水天宮suitenguuでde産湯ubuyu浴aびbi 甘酒amazake横町yokochouでde初恋koiをwo知shiるru
だからあのひとdakaraanohito すっきりしゃっきりsukkirisyakkiri江戸前edomaeよyo
時代jidaiおくれのokureno 時代jidaiおくれのokureno いいii男otoko