眼差まなざしの不実ふじつさと
気高けだかさに溺おぼれていた
狂くるおしい夏なつだった
青空あおぞらも 声こえも
小ちいさな死しのように
これ以上いじょう愛あいさない
禁きんじる愛いとおしさで
瞳ひとみは 傷口きずぐちと知しる魂たましいの
別々べつべつの惑星わくせいに
僕ぼくたちは棲すむ双生児そうせいじさ
野獣やじゅうの優雅ゆうがさで
沈黙ちんもくを舌したで味あじわう
罌粟けしのように
切せつなさで胸むねを傷いためながら
君きみの 可憐かれんな 喉笛のどぶえから
あふれ出だした 虹にじの涯はては
美貌びぼうの青空あおぞら
狂くるおしい夏なつだった
手てに触ふれる すべて
欠片かけらの死しのように
君きみの血ちが透すき通とおる
野蛮やばんな 瞳ひとみ 見みては
途方とほうに暮くれる 真夏まなつの楽園らくえん
眼差manazaしのshino不実fujitsuさとsato
気高kedakaさにsani溺oboれていたreteita
狂kuruおしいoshii夏natsuだったdatta
青空aozoraもmo 声koeもmo
小chiiさなsana死shiのようにnoyouni
これkore以上ijou愛aiさないsanai
禁kinじるjiru愛itoおしさでoshisade
瞳hitomiはha 傷口kizuguchiとto知shiるru魂tamashiiのno
別々betsubetsuのno惑星wakuseiにni
僕bokuたちはtachiha棲suむmu双生児souseijiさsa
野獣yajuuのno優雅yuugaさでsade
沈黙chinmokuをwo舌shitaでde味ajiわうwau
罌粟keshiのようにnoyouni
切setsuなさでnasade胸muneをwo傷itaめながらmenagara
君kimiのno 可憐karenなna 喉笛nodobueからkara
あふれafure出daしたshita 虹nijiのno涯hateはha
美貌bibouのno青空aozora
狂kuruおしいoshii夏natsuだったdatta
手teにni触fuれるreru すべてsubete
欠片kakeraのno死shiのようにnoyouni
君kimiのno血chiがga透suきki通tooるru
野蛮yabanなna 瞳hitomi 見miてはteha
途方tohouにni暮kuれるreru 真夏manatsuのno楽園rakuen