人影ひとかげも消きえた浜辺はまべで
錆さびついてる空あき缶かんが見みてたことを教おしえてよ
誰だれがいて
何なにをして
また何処どこへ消きえたの
繰くり返かえす出来事できごとを置おき去ざりのまま
夏なつが逝いく
波なみは僕ぼくの足元あしもとで引ひき返かえすよ
忘わすれ物ものがあるわけでもないけれど
僕ぼくはまたここにいる
頭あたまの中なかでは
あの頃ころのことなんかどうでもいのに
何故なぜだろう
誰だれかが何処どこかで歌うたう流行歌りゅうこうかが
風かぜに乗のり聞きこえてくると
悲かなしくて
何なにを見みて
何なにを聞きいて
僕等ぼくらはきたのか
波なみだけは変かわらないで
打うち寄よせてはまた引ひいてゆく
人影hitokageもmo消kiえたeta浜辺hamabeでde
錆saびついてるbitsuiteru空aきki缶kanがga見miてたことをtetakotowo教oshiえてよeteyo
誰dareがいてgaite
何naniをしてwoshite
またmata何処dokoへhe消kiえたのetano
繰kuりri返kaeすsu出来事dekigotoをwo置oきki去zaりのままrinomama
夏natsuがga逝iくku
波namiはha僕bokuのno足元ashimotoでde引hiきki返kaeすよsuyo
忘wasuれre物monoがあるわけでもないけれどgaaruwakedemonaikeredo
僕bokuはまたここにいるhamatakokoniiru
頭atamaのno中nakaではdeha
あのano頃koroのことなんかどうでもいのにnokotonankadoudemoinoni
何故nazeだろうdarou
誰dareかがkaga何処dokoかでkade歌utaうu流行歌ryuukoukaがga
風kazeにni乗noりri聞kiこえてくるとkoetekuruto
悲kanaしくてshikute
何naniをwo見miてte
何naniをwo聞kiいてite
僕等bokuraはきたのかhakitanoka
波namiだけはdakeha変kaわらないでwaranaide
打uちchi寄yoせてはまたsetehamata引hiいてゆくiteyuku