風かぜが変かわり出だせば
街まち翳かげから冬ふゆの声こえ
窓まどをたたいて
まだ眠ねむっている君きみを
起おこさないようにして
そっと服ふくを着替きがえながら
想おもい出でを紡つむいでたよ
テーブルには切せつないほど
優やさしさの影かげが揺ゆれて
僕ぼくを見みてる
この部屋へやを出でて行ゆこう
僕ぼくが君きみにできること
こんなことだけ
君きみの慈いつくしみの手てに
気きづかないふりのままで
僕ぼくは何なにを応こたえられる
誰だれにもわかりはしないよ
思おもうままに生いきることが
自由じゆうなことではないさ
今いまはわかるから
朝焼あさやけの通とおりに出でると
愚おろかな僕ぼくの背中せなかで君きみの声こえがする
気きをつけてと
いつものように
何故なぜ君きみはそれでいいの?
立たち止どまると風かぜの中なかで
僕ぼくは振ふり返かえるのかな
今いまも…
風kazeがga変kaわりwari出daせばseba
街machi翳kageからkara冬fuyuのno声koe
窓madoをたたいてwotataite
まだmada眠nemuっているtteiru君kimiをwo
起oこさないようにしてkosanaiyounishite
そっとsotto服fukuをwo着替kigaえながらenagara
想omoいi出deをwo紡tsumuいでたよidetayo
テteーブルburuにはniha切setsuないほどnaihodo
優yasaしさのshisano影kageがga揺yuれてrete
僕bokuをwo見miてるteru
このkono部屋heyaをwo出deてte行yuこうkou
僕bokuがga君kimiにできることnidekirukoto
こんなことだけkonnakotodake
君kimiのno慈itsukuしみのshimino手teにni
気kiづかないふりのままでdukanaifurinomamade
僕bokuはha何naniをwo応kotaえられるerareru
誰dareにもわかりはしないよnimowakarihashinaiyo
思omoうままにumamani生iきることがkirukotoga
自由jiyuuなことではないさnakotodehanaisa
今imaはわかるからhawakarukara
朝焼asayaけのkeno通tooりにrini出deるとruto
愚oroかなkana僕bokuのno背中senakaでde君kimiのno声koeがするgasuru
気kiをつけてとwotsuketeto
いつものようにitsumonoyouni
何故naze君kimiはそれでいいのhasoredeiino?
立taちchi止doまるとmaruto風kazeのno中nakaでde
僕bokuはha振fuりri返kaeるのかなrunokana
今imaもmo…