別わかれるためだけに 出逢であった二人ふたり
どうしてこんなに 愛あいしてしまったの
竹田たけだ 城しろあと 夢ゆめのあと
霧きりよ隠かくして この恋こいは
地上ちじょうで咲さけない 天空てんくうの花はな
涙なみだが止とまらずに 人目ひとめを避さけて
あなたのあとから 石段いしだん下おりて行いく
南みなみ千畳せんじょう 北きた千畳せんじょう
霧きりの海うみへと 船ふねを出だし
行ゆき着つく岸辺きしべは ないのでしょうか
運命さだめが許ゆるすなら あなたのそばで
命いのちの限かぎりに 尽つくしてみたかった
夢ゆめが舞まい散ちる 花屋敷はなやしき
霧きりが流ながれて 消きえぬ間まに
二人ふたりをさらって 天空てんくうの風かぜ
別wakaれるためだけにrerutamedakeni 出逢deaったtta二人futari
どうしてこんなにdoushitekonnani 愛aiしてしまったのshiteshimattano
竹田takeda 城shiroあとato 夢yumeのあとnoato
霧kiriよyo隠kakuしてshite このkono恋koiはha
地上chijouでde咲saけないkenai 天空tenkuuのno花hana
涙namidaがga止toまらずにmarazuni 人目hitomeをwo避saけてkete
あなたのあとからanatanoatokara 石段ishidan下oりてrite行iくku
南minami千畳senjou 北kita千畳senjou
霧kiriのno海umiへとheto 船funeをwo出daしshi
行yuきki着tsuくku岸辺kishibeはha ないのでしょうかnainodesyouka
運命sadameがga許yuruすならsunara あなたのそばでanatanosobade
命inochiのno限kagiりにrini 尽tsuくしてみたかったkushitemitakatta
夢yumeがga舞maいi散chiるru 花屋敷hanayashiki
霧kiriがga流nagaれてrete 消kiえぬenu間maにni
二人futariをさらってwosaratte 天空tenkuuのno風kaze