ストロボの空 歌詞 坂本真綾 ふりがな付

長ながくて狭せまいトンネルを抜ぬけて すぐの眩まぶしさに似にているよ
しばらくはまだ真白まっしろい世界せかいなのさ
心こころの準備じゅんびなんて誰だれも待まっててくれない
気きが付ついた時ときには始はじまっていた 果はてのない物語ものがたり

わかってる
わかってる 握にぎりつぶした弱よわさ
そんなときに聞きこえた あの音おとはなんだった

どこから聞きこえてるの
誰だれが呼よび止とめてるの
それは確たしかに脈みゃくを打うつ身体からだから溢あふれ出でた命いのちの音おと

夢ゆめを叶かなえる人ひとは
愛あいされている人ひとは
喜よろこびと同おなじ痛いたみを
全身ぜんしんで受うけ止とめて戦たたかってるんだ

長ながくて狭せまいトンネルを抜ぬけて すぐの眩まぶしさに似にているよ
雲くもの切きれ間まに新あたらしい風かぜの道みち

不意ふいに胸むねを叩たたいたあの音おとはなんだった

誰だれかを頼たよればいい
もっと信しんじればいい
そう囁ささやきかけるように繰くり返かえし鳴なり響ひびく命いのちの音おと

虹にじが消きえてしまうこと
濡ぬれた土つちがあること
見過みすごしていた奇跡きせきほど
何なによりも美うつくしく輝かがやいていた

Ha… 許ゆるされた気きがした 生うまれてきたこと

La la lalala…

Fu fu fu… lalala…

夢ゆめを叶かなえる人ひとは
愛あいされている人ひとは
喜よろこびと同おなじ痛いたみを
全身ぜんしんで受うけ止とめて戦たたかってるんだ

長ながくて狭せまいトンネルを抜ぬけて すぐの眩まぶしさに似にているよ
しばらくはまだ真白まっしろい世界せかいなのさ