海うみが日ひ暮ぐれりゃ 沖おきゆく船ふねに
ぽつり未練みれんの 灯ひがともる
あなた止とめる手て 振ふり切きるように
捨すてたふる里さと 雪ゆきン中なか
逢あいに行ゆけない この海うみ越こえて
涙なみだ 涙なみだ 涙なみだこごえる 望郷ぼうきょうみさき
潮風かぜが窓まど打うつ こころが寒さむい
ましてひとりの もどり旅たび
暗くらいランプが 女おんなの胸むねに
揺ゆらす面影おもかげ 港みなと宿やど
逢あいに行ゆきたい この海うみ越こえて
涙なみだ 涙なみだ 涙なみだちぎれる 望郷ぼうきょうみさき
はぐれ鴎かもめが 夜明よあけに一羽いちわ
誰だれを探さがして 啼ないて飛とぶ
眠ねむれないまま 波音なみおと聞きけば
夢ゆめを温ぬくめる 日ひが昇のぼる
逢あいに行ゆこうか この海うみ越こえて
涙なみだ 涙なみだ 涙なみだ抱だきしめ 望郷ぼうきょうみさき
海umiがga日hi暮guれりゃrerya 沖okiゆくyuku船funeにni
ぽつりpotsuri未練mirenのno 灯hiがともるgatomoru
あなたanata止toめるmeru手te 振fuりri切kiるようにruyouni
捨suてたふるtetafuru里sato 雪yukiンn中naka
逢aいにini行yuけないkenai このkono海umi越koえてete
涙namida 涙namida 涙namidaこごえるkogoeru 望郷boukyouみさきmisaki
潮風kazeがga窓mado打uつtsu こころがkokoroga寒samuいi
ましてひとりのmashitehitorino もどりmodori旅tabi
暗kuraいiランプranpuがga 女onnaのno胸muneにni
揺yuらすrasu面影omokage 港minato宿yado
逢aいにini行yuきたいkitai このkono海umi越koえてete
涙namida 涙namida 涙namidaちぎれるchigireru 望郷boukyouみさきmisaki
はぐれhagure鴎kamomeがga 夜明yoaけにkeni一羽ichiwa
誰dareをwo探sagaしてshite 啼naいてite飛toぶbu
眠nemuれないままrenaimama 波音namioto聞kiけばkeba
夢yumeをwo温nukuめるmeru 日hiがga昇noboるru
逢aいにini行yuこうかkouka このkono海umi越koえてete
涙namida 涙namida 涙namida抱daきしめkishime 望郷boukyouみさきmisaki