朝未き・夜渡り 歌詞 林原めぐみ 朝霧の巫女 ED ふりがな付

朝あさの雫しずくの先さきで
しらじらと
うすぐもが消きえてく
深ふかい深ふかい夜よるが
今いま別わかれを告つげる

かかえ込こんだ涙なみだがゆっくりと
天そらへと返かえってく
新あたらしい鼓動こどうが静しずかに息いき付つく

君きみに出会であう度たびに
君きみを想おもう度たびに
ゆれる水面みなものように
音おともなく波なみうって
清きよらかに澄すんでゆく

遠とおく丘おかを越こえ
風かぜを呼よび
今いまここで目覚めざめよう
君きみに伝つたえたい
大好だいすきだよと
声こえにならなくても
波なみにただよって
さ迷まよって
辿たどりつく愛いとしさ
今日きょうに生うまれよう
朝日あさひを浴あびて
今いま 霧きりが 晴はれる

夕闇ゆうやみがつれてくる
朱色しゅいろに
心こころが染そまってく

淋さびしさと不安ふあんが
隙間すきまに忍しのび込こむ

きっと人ひとはいつも
きっとくり返かえして
ゆれる切せつない日々ひび
優やさしさとぬくもりを
求もとめては焦こがれてる

遠とおいふるさとの
月つきの元もと
さあ眠ねむりにつこう

君きみに伝つたえたい
大丈夫だいじょうぶだよと
少すこし無理むりはしても
夢ゆめよりも深ふかい
深ふかい場所ばしょ
魂たましいが返かえる場所ばしょ
つながっている
感かんじているよ
この 霧きりの 向むこう