汽車きしゃはもう出でようとしてるのに
あいつと握手あくしゅのひとつもできない
てれくさいものさ男同士おとこどうしなんて
明日あしたから淋さびしくなるというのに
旅たびに出でるのはいつもの気きまぐれさと
笑わらいながら君きみは言いう
今頃いまごろ雪ゆきに眠ねむる北きたの街まちで wo-
夢ゆめを見みて欲ほしいすばらしい友ともよ
君きみはいつまでもさ
酒さけと涙なみだの味あじが同おなじだった
あの頃ころはとてもよかったね
君きみはそのひげをそらないで欲ほしい
この街まちで暮くらした思おもい出でとして
君きみの部屋へやは車くるまの写真しゃしんと
いくつかの地図ちずに囲かこまれ
西にしの窓まどから黄昏たそがれる頃ころ wo-
いつもきまってカリフォルニアの歌うたが
流ながれてきたものだった
君きみはいつもぼくに言いってた口くちぐせのように
このせまい国くにのどこかにきっと wo-
地平線ちへいせんの見みえるところがあるとね
その目めを輝かがやかせて
汽車kisyaはもうhamou出deようとしてるのにyoutoshiterunoni
あいつとaitsuto握手akusyuのひとつもできないnohitotsumodekinai
てれくさいものさterekusaimonosa男同士otokodoushiなんてnante
明日ashitaからkara淋sabiしくなるというのにshikunarutoiunoni
旅tabiにni出deるのはいつものrunohaitsumono気kiまぐれさとmaguresato
笑waraいながらinagara君kimiはha言iうu
今頃imagoro雪yukiにni眠nemuるru北kitaのno街machiでde wo-
夢yumeをwo見miてte欲hoしいすばらしいshiisubarashii友tomoよyo
君kimiはいつまでもさhaitsumademosa
酒sakeとto涙namidaのno味ajiがga同onaじだったjidatta
あのano頃koroはとてもよかったねhatotemoyokattane
君kimiはそのひげをそらないでhasonohigewosoranaide欲hoしいshii
このkono街machiでde暮kuらしたrashita思omoいi出deとしてtoshite
君kimiのno部屋heyaはha車kurumaのno写真syashinとto
いくつかのikutsukano地図chizuにni囲kakoまれmare
西nishiのno窓madoからkara黄昏tasogaれるreru頃koro wo-
いつもきまってitsumokimatteカリフォルニアkariforuniaのno歌utaがga
流nagaれてきたものだったretekitamonodatta
君kimiはいつもぼくにhaitsumobokuni言iってたtteta口kuchiぐせのようにgusenoyouni
このせまいkonosemai国kuniのどこかにきっとnodokokanikitto wo-
地平線chiheisenのno見miえるところがあるとねerutokorogaarutone
そのsono目meをwo輝kagayaかせてkasete