汽笛きてきの音おとに みだれる胸むねを
そっとおさえて 改札口かいさつぐちへ
人目ひとめを忍しのぶ ひとり妻づま
逢あえた喜よろこび 隠かくしつつ
三歩さんぽはなれる 駅えきの道みち
気きにしなくても いいのよあなた
ひとりぽっちにゃ 馴なれっこだから
放ほったらかしに されたって
女心おんなごころは ひと筋すじに
たまに逢あう日ひを 松まつの宿やど
出逢であいの夜よるが しっとり明あけりゃ
青あおい空そらさえ 見みるのが怖こわい
この次つぎ逢あえる 日ひも訊きけず
あてどないまゝ 汽車きしゃが来きて
声こえにならない さようなら
汽笛kitekiのno音otoにni みだれるmidareru胸muneをwo
そっとおさえてsottoosaete 改札口kaisatsuguchiへhe
人目hitomeをwo忍shinoぶbu ひとりhitori妻duma
逢aえたeta喜yorokoびbi 隠kakuしつつshitsutsu
三歩sanpoはなれるhanareru 駅ekiのno道michi
気kiにしなくてもnishinakutemo いいのよあなたiinoyoanata
ひとりぽっちにゃhitoripotchinya 馴naれっこだからrekkodakara
放hoったらかしにttarakashini されたってsaretatte
女心onnagokoroはha ひとhito筋sujiにni
たまにtamani逢aうu日hiをwo 松matsuのno宿yado
出逢deaいのino夜yoruがga しっとりshittori明aけりゃkerya
青aoいi空soraさえsae 見miるのがrunoga怖kowaいi
このkono次tsugi逢aえるeru 日hiもmo訊kiけずkezu
あてどないまatedonaimaゝ 汽車kisyaがga来kiてte
声koeにならないninaranai さようならsayounara