同おなじ歩幅ほはばで 歩あるいたはずが
いつかはぐれた あなたから
当あてのないまま ひとり来きた
水仙すいせん岬みさき
泣ないて明あかした 女おんなの目めには
海うみの夕陽ゆうひが なお沁しみる
ひとつ違ちがえば 次つぎから次つぎへ
積つみ木き崩くずしね しあわせは
愛あいのもろさを 知しらされた
水仙すいせん岬みさき
もっと尽つくせば 続つづいた二人ふたり
先さきに立たつのは 愚痴ぐちばかり
胸むねの未練みれん火ひ 消けさないかぎり
きっと遅おくれる ひとり立だち
花はなも叱しかるか 弱虫よわむしを
水仙すいせん岬みさき
宿やどの湯舟ゆぶねで 残のこり香が流ながし
帰かえり支度じたくを するつもり
同onaじji歩幅hohabaでde 歩aruいたはずがitahazuga
いつかはぐれたitsukahagureta あなたからanatakara
当aてのないままtenonaimama ひとりhitori来kiたta
水仙suisen岬misaki
泣naいてite明aかしたkashita 女onnaのno目meにはniha
海umiのno夕陽yuuhiがga なおnao沁shiみるmiru
ひとつhitotsu違chigaえばeba 次tsugiからkara次tsugiへhe
積tsuみmi木ki崩kuzuしねshine しあわせはshiawaseha
愛aiのもろさをnomorosawo 知shiらされたrasareta
水仙suisen岬misaki
もっとmotto尽tsuくせばkuseba 続tsuduいたita二人futari
先sakiにni立taつのはtsunoha 愚痴guchiばかりbakari
胸muneのno未練miren火hi 消keさないかぎりsanaikagiri
きっとkitto遅okuれるreru ひとりhitori立daちchi
花hanaもmo叱shikaるかruka 弱虫yowamushiをwo
水仙suisen岬misaki
宿yadoのno湯舟yubuneでde 残nokoりri香ga流nagaしshi
帰kaeりri支度jitakuをwo するつもりsurutsumori