清きよき流ながれの台川だいがわに
染そめて散ちりゆく 深山みやまの紅葉もみじ
添そえぬ運命さだめと 知しりながら
泣ないてあなたに 身みをなげた
情なさけ みちのく 花巻はなまきの夜よる
ひとり湯舟ゆぶねで 瀬せの音おとを
聞きけばあなたの 呼よぶ声こえになる
二ふたつ枕まくらに 頬ほほよせて
もえた一夜ひとよの 肌はだ恋こいし
恋こいのみちのく 花巻はなまきの夜よる
夢ゆめで抱だかれて 目覚めざめれば
髪かみの乱みだれに あなたが匂におう
窓まどをあければ 月見つきみ橋ばし
しのび泣なくよに 降ふるしぐれ
雨あめのみちのく 花巻はなまきの夜よる
清kiyoきki流nagaれのreno台川daigawaにni
染soめてmete散chiりゆくriyuku 深山miyamaのno紅葉momiji
添soえぬenu運命sadameとto 知shiりながらrinagara
泣naいてあなたにiteanatani 身miをなげたwonageta
情nasake みちのくmichinoku 花巻hanamakiのno夜yoru
ひとりhitori湯舟yubuneでde 瀬seのno音otoをwo
聞kiけばあなたのkebaanatano 呼yoぶbu声koeになるninaru
二futaつtsu枕makuraにni 頬hohoよせてyosete
もえたmoeta一夜hitoyoのno 肌hada恋koiしshi
恋koiのみちのくnomichinoku 花巻hanamakiのno夜yoru
夢yumeでde抱daかれてkarete 目覚mezaめればmereba
髪kamiのno乱midaれにreni あなたがanataga匂nioうu
窓madoをあければwoakereba 月見tsukimi橋bashi
しのびshinobi泣naくよにkuyoni 降fuるしぐれrushigure
雨ameのみちのくnomichinoku 花巻hanamakiのno夜yoru