卯うの花はなの、におう垣根かきねに
ほととぎす 早はやも来き啼きなきて
忍音しのびねもらす 夏なつは来きぬ
五月雨さみだれの 注そそぐ山田やまだに
早乙女さおとめが 裳裾もすそ濡ぬらして
玉苗たまなえ植たまなえううる 夏なつは来きぬ
橘たちばなの 薫かおる軒のき場のきばの
窓まど近ちかく 螢ほたるとびかい
おこたり諌いさむる 夏なつは来こぬ
卯uのno花hanaのno、におうniou垣根kakineにni
ほととぎすhototogisu 早hayaもmo来ki啼kinaきてkite
忍音shinobineもらすmorasu 夏natsuはha来kiぬnu
五月雨samidareのno 注sosoぐgu山田yamadaにni
早乙女saotomeがga 裳裾mosuso濡nuらしてrashite
玉苗tamanae植tamanaeuうるuru 夏natsuはha来kiぬnu
橘tachibanaのno 薫kaoるru軒noki場nokibaのno
窓mado近chikaくku 螢hotaruとびかいtobikai
おこたりokotari諌isaむるmuru 夏natsuはha来koぬnu