おやじみたいなヨー 酒呑さけのみなどに
ならぬつもりが なっていた
酔よえば恋こいしい 牛追うしおい唄うたが
口くちに出でるのさ こんな夜よるは
ハー ヤイー
田舎いなかなれども サー エー
南部なんぶの国くにはヨー
風かぜにちぎれてヨー のれんの裾すそを
汽車きしゃがひと泣なき 北きたへ行いく
呼よべばせつない あの娘この顔かおが
酒さけのむこうに 揺ゆれるのさ
ハー ヤイー
酒さけに溺おぼれてヨー やつれてやせた
故郷くにへ土産みやげの 夢ゆめひとつ
北きたはみぞれか しぐれる頃ころか
やけにおふくろ 気きにかかる
ハー ヤイー
おやじみたいなoyajimitainaヨyoー 酒呑sakenoみなどにminadoni
ならぬつもりがnaranutsumoriga なっていたnatteita
酔yoえばeba恋koiしいshii 牛追ushioいi唄utaがga
口kuchiにni出deるのさrunosa こんなkonna夜yoruはha
ハhaー ヤイyaiー
田舎inakaなれどもnaredomo サsaー エeー
南部nanbuのno国kuniはhaヨyoー
風kazeにちぎれてnichigireteヨyoー のれんのnorenno裾susoをwo
汽車kisyaがひとgahito泣naきki 北kitaへhe行iくku
呼yoべばせつないbebasetsunai あのano娘koのno顔kaoがga
酒sakeのむこうにnomukouni 揺yuれるのさrerunosa
ハhaー ヤイyaiー
酒sakeにni溺oboれてreteヨyoー やつれてやせたyatsureteyaseta
故郷kuniへhe土産miyageのno 夢yumeひとつhitotsu
北kitaはみぞれかhamizoreka しぐれるshigureru頃koroかka
やけにおふくろyakeniofukuro 気kiにかかるnikakaru
ハhaー ヤイyaiー