夢暦 歌詞 細川たかし ふりがな付

冬ふゆの夜道よみちを 吹雪ふぶきの駅えきを
帰かえるあてない 夜汽車よぎしゃに乗のった
遠とおい汽笛きてきに あの娘こを偲しのぶ
雪空ゆきぞらに あてもなく
泣ないた昔むかしも 今いまは夢ゆめ
酔よえば恋こいしい ああ あの頃ころが

ひとり飲のむ酒さけ 心こころにしみる
やけに浮うかぶよ なみだの顔かおが
風かぜにゆれてる 裏うら街まち灯あかり
想おもい出での夢ゆめ暦ごよみ
今日きょうもせつなく よみがえる
ひと目め逢あいたい ああ こんな夜よるは

風かぜの吹ふきよで 運命さだめも変かわる
きっとやれるさ 幸しあわせひとつ
夜行列車やこうれっしゃが 今夜こんやも哭ないた
十六じゅうろくで捨すててきた
雪ゆきのふるさと あの町まちへ
夢ゆめで今夜こんやは ああ 帰かえりたい