港・坂道・異人館 歌詞 いしだあゆみ ふりがな付

帰かえらぬ人ひとでも待まつように
テラスは港みなとを向むいている
短みじかい恋こいの夢ゆめからさめて
青あおいガラス絵え異人館いじんかん
熱あつい手てのひら想おもい出だし
寒さむい心こころに潮風しおかぜ吹ふけば
シャンデリアの灯あかりが また揺ゆれる
港みなと・坂道さかみち・異人館いじんかん
愛あいしたことも 別わかれたことも 今いまは風かぜの中なか

心こころを閉とざした 女おんなのように
重おもたい扉とびらの白しろい門もん
幸しあわせすぎた季節きせつが終おわり
淋さびしさぽつんと異人館いじんかん
女心おんなごころのかなしみを
染そめているよな黄昏たそがれどきに
外人がいじん墓地ぼちから鐘かねが鳴なる
港みなと・坂道さかみち・異人館いじんかん
愛あいしたことも 別わかれたことも 今いまは風かぜの中なか

愛あいしたことも 別わかれたことも 今いまは風かぜの中なか