君きみと出逢であった 香林坊こうりんぼうの
酒場さかばに赤あかい 灯ひがともる
ああ 金沢かなざわは 金沢かなざわは
三さん年前ねんまえと おんなじ夜よるが
静しずかに俺おれを 待まってる町まちだ
忘わすれられよか 天神橋てんじんばしの
たもとにのこる 物語ものがたり
ああ あの女ひとも あの女ひとも
おもいの糸いとの 細ほそ白糸しらいとを
かけるか遠とおい 都みやこの空そらに
謡曲うたがふるふる 加賀かが宝生ほうしょうの
木こ洩もれ陽び青あおい 石いしだたみ
ああ 金沢かなざわは 金沢かなざわは
身みも世よもすてて あなたのために
生いきると云いった 君きみ住すむ町まちよ
君kimiとto出逢deaったtta 香林坊kourinbouのno
酒場sakabaにni赤akaいi 灯hiがともるgatomoru
ああaa 金沢kanazawaはha 金沢kanazawaはha
三san年前nenmaeとto おんなじonnaji夜yoruがga
静shizuかにkani俺oreをwo 待maってるtteru町machiだda
忘wasuれられよかrerareyoka 天神橋tenjinbashiのno
たもとにのこるtamotoninokoru 物語monogataりri
ああaa あのano女hitoもmo あのano女hitoもmo
おもいのomoino糸itoのno 細hoso白糸shiraitoをwo
かけるかkakeruka遠tooいi 都miyakoのno空soraにni
謡曲utaがふるふるgafurufuru 加賀kaga宝生housyouのno
木ko洩moれre陽bi青aoいi 石ishiだたみdatami
ああaa 金沢kanazawaはha 金沢kanazawaはha
身miもmo世yoもすててmosutete あなたのためにanatanotameni
生iきるとkiruto云iったtta 君kimi住suむmu町machiよyo