枯葉かれはひとひら 音おともなく
転ころげる路地ろじの こぼれ灯びづたい
涙なみだほろほろ 人生じんせいみなと
言葉ことば忘わすれて 呑のむ人ひとの
肩かたが寂さみしい 縄なわのれん
遠とおい汽笛きてきが この胸むねの
思おもいをつれて 故郷こきょうへ帰かえる
吐息といきとまり木ぎ 人生じんせいみなと
供花はなも今いまさら いらないと
窓まどにあの娘この 流ながれ星ぼし
死しぬも生いきるも 浮世うきよなら
さだめのままに 流ながれていたい
命いのちゆらゆら 人生じんせいみなと
酔ようてひととき うたた寝ねの
海うみに漂ただよう はぐれ舟ぶね
枯葉karehaひとひらhitohira 音otoもなくmonaku
転koroげるgeru路地rojiのno こぼれkobore灯biづたいdutai
涙namidaほろほろhorohoro 人生jinseiみなとminato
言葉kotoba忘wasuれてrete 呑noむmu人hitoのno
肩kataがga寂samiしいshii 縄nawaのれんnoren
遠tooいi汽笛kitekiがga このkono胸muneのno
思omoいをつれてiwotsurete 故郷kokyouへhe帰kaeるru
吐息toikiとまりtomari木gi 人生jinseiみなとminato
供花hanaもmo今imaさらsara いらないとiranaito
窓madoにあのniano娘koのno 流nagaれre星boshi
死shiぬもnumo生iきるもkirumo 浮世ukiyoならnara
さだめのままにsadamenomamani 流nagaれていたいreteitai
命inochiゆらゆらyurayura 人生jinseiみなとminato
酔yoうてひとときutehitotoki うたたutata寝neのno
海umiにni漂tadayoうu はぐれhagure舟bune