夢ゆめの名残なごりか 淡雪あわゆきが
そっとふたりの 肩かたに舞まう
つらい別わかれが 来くるのなら
逢あわなきゃよかった あの夜よるに
この手てのばせば 溶とけてゆく
おんなは果敢はかない… 春はるの淡雪ゆき
濡ぬれたこの頬ほお 指先ゆびさきで
拭ぬぐうあなたは もういない
肌はだを重かさねた 倖しあわせも
明日あしたからなるのね 想おもい出でに
積つもる間まもなく 消きえてゆく
おんなは切せつない… 春はるの淡雪ゆき
帰かえるあなたの その背中せなか
追おってゆけない 縋すがれない
今度こんどこの世よに 生うまれたら
一生いっしょう添そいたい 暮くらしたい
涙なみだひとひら 風かぜに散ちる
おんなは悲哀かなしい 春はるの淡雪ゆき
夢yumeのno名残nagoりかrika 淡雪awayukiがga
そっとふたりのsottofutarino 肩kataにni舞maうu
つらいtsurai別wakaれがrega 来kuるのならrunonara
逢aわなきゃよかったwanakyayokatta あのano夜yoruにni
このkono手teのばせばnobaseba 溶toけてゆくketeyuku
おんなはonnaha果敢hakaないnai… 春haruのno淡雪yuki
濡nuれたこのretakono頬hoo 指先yubisakiでde
拭nuguうあなたはuanataha もういないmouinai
肌hadaをwo重kasaねたneta 倖shiawaせもsemo
明日ashitaからなるのねkaranarunone 想omoいi出deにni
積tsuもるmoru間maもなくmonaku 消kiえてゆくeteyuku
おんなはonnaha切setsuないnai… 春haruのno淡雪yuki
帰kaeるあなたのruanatano そのsono背中senaka
追oってゆけないtteyukenai 縋sugaれないrenai
今度kondoこのkono世yoにni 生uまれたらmaretara
一生issyou添soいたいitai 暮kuらしたいrashitai
涙namidaひとひらhitohira 風kazeにni散chiるru
おんなはonnaha悲哀kanaしいshii 春haruのno淡雪yuki